楽天市場に関しては発送手数料込みの表記となります。新聞広告やカタログ、自社ウェブサイトと表示金額が異なりますのでご了承ください。＜br＞※お支払時の総額は変わりません。＜br＞■材質：和紙、銀箔、墨 ■寸法（約）：縦90×横40×奥行き3cm×4連、重さ7kg ■お届けは受注から約3ヵ月後。 ■発送手数料は1点につき2,970円（税込）をお申し受けます。■かつて臨済宗建仁寺（りんざいしゅうけんにんじ）派大本山・京都建仁寺住職の居室・方丈に飾られていた重要文化財「建仁寺方丈障壁画（けんにんじほうじょうしょうへきが）」。 その一角を構成していたのが日本美術史に残る襖絵（ふすまえ）の傑作「雲龍図」です。作者は天下人・豊臣秀吉にも画才を認められた安土桃山時代の絵師・海北友松（かいほうゆうしょう）。狩野永徳や長谷川等伯などと並ぶ巨匠とされる、海北派の創設者です。 ■「雲龍図」は友松の名を知らしめた渾身の作。いまにも飛び出してきそうな迫力ある龍。反して、刻々と姿を変える雲は、輪郭の線を描かず、色の濃淡だけで形を描く没骨（もっこつ）技法を駆使。豪胆にして繊細優美な表現力に、友松の練達された画境が感じ取れます。 ■本作『雲龍図』は、原作の阿形（あぎょう）の龍を題材に、気迫に満ちたその筆致を熟練の絵師が手描きで写し取った傑作。水墨画の趣を生かしつつ、気品あふれる銀箔地に、立体感を持たせる盛り上げ技法を用いて重厚に作り上げました。 ■気品ある輝きを放つ銀箔は、加賀百万石の華麗な歴史に育まれた「金沢箔（かなざわはく）」を使用しています。幅160cmもの圧倒的な迫力と風格に満ちた一隻を、ぜひご尊家にお飾りください。