パルマローザはインド原産のイネ科の多年草で、花が咲くとその一帯を紫色に染めるため、名前の由来は現地で紫を意味するとされています。 パルマローザはモティア種（martinii：真珠を意味する）と、ソフィア種（sofia：安いを意味する）の2種類があり、生育する環境が違います。 良質なモティア種は、水はけ、日当たりの良い山の斜面に生育します。 ゲラニオールという成分が多く、この成分はローズオットー、ゼラニウムなどにもあり、ときにインディアンゼラニウムと呼ばれることもあるほど、ローズに似た甘い香りがするため、ローズの代用品としても使われることもあります。 このモティア種の葉から抽出したパルマローザオイルは、青みがかったオリーブ色をしており、化粧品、香水、石鹸などの香料として利用されています。 イネ科にみられるレモン調と、ローズに似たフローラル調の香りが特徴です。 フローラルで微かにローズやゼラニウムの花を感じる香りですが、パルマローザはレモングラスやシトロネラと同じくイネ科の植物なので花ではなく葉から抽出されたオイルです。 心のバランスをとり、気分を明るくリフレッシュしてくれます。 また、皮脂の分泌を促してくれるので乾燥肌のスキンケアにも適しています。 Cymbopogon martinii 葉 水蒸気蒸留法 インドネシア イランイラン、オレンジ、サンダルウッド、シトロネラ、ジャスミン、ゼラニウム、モロッコローズ、ブルガリアローズ、プチグレイン、ベルガモット、メリッサ、ライム、ラベンダー、ローズウッド 5ml 10ml 30ml