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■青磁の中国茶器・小公杯(哥窯梅子青)140ml(満水200ml)茶海
●商品説明 容量 140ml(満水200ml) 材質 磁器 色 梅子青 サイズ 直径75mm×口〜手103mm×高60mm 製造地 中国浙江省丽水龙泉市 配送 ゆうびん不可容量 140ml(満水200ml) サイズ 直径75mm×口〜手103mm×高60mm 製造地 中国浙江省丽水龙泉市 色彩が美しい世界遺産・龍泉青磁 龍泉の青磁は今から1500年ほど前の南北朝時代に始まると言われ、中国陶磁器史上もっとも長く焼かれ規模としても最大級の生産地でした。伝説になりますが、宋の時代には章という姓の名高い陶匠の兄弟がおり、優れた作品を生み出しました。哥(兄)窯は宋代の五大窯に数えられる名窯で、釉薬に網の目状に入った亀裂が特徴。弟窯は玉のように透き通る純粋な色で知られています。青磁の里として発展を遂げますが、明代には青花磁器の隆盛と、倭寇などの影響から海外貿易が厳しく制限されたため生産量が減少、質も以前の輝きを失いました。 時が流れて1957年、周恩来総理の指示により、8名の専門家からなる復古グループにより新たな火がともり、現在では新たな発展の時代を迎えています。2009年には「龍泉青磁の伝統工芸技術」が無形文化遺産として世界遺産に登録されました。 趣のある梅子青、 網状に入った亀裂が印象的な哥窯風 龍泉の青磁には様々な色がありますが、こちらは代表的な梅子青という緑色。哥窯は現存する品が少なく所在も明確にはわかっていませんが、網の目のように入った釉薬の亀裂(貫入)が特徴。古代の哥窯は亀裂が黒くはっきりしたものの方が多いのですが、高度に洗練された芸術品はともかく普段使いとしては馴染みにくいと思い、亀裂の黒くないものを入荷しました。薄さを良しとする磁器とは違い、厚くしっかりした重みがあります。 140ccとこぶりの茶海 茶壺(急須)から杯に注ぐ前に茶海にお湯を注ぎ 1.茶壺の湯を手早く切る 2.茶の濃度をならす ために使われますが、実は1の茶壺の湯を手早く切るというのは中国共通の理解ではありません。工夫茶という淹れ方が盛んな南方、福建や広東では烏龍茶を使い淹れる時間にこだわるため手早く切る必要がありますが、杭州・上海あたりなど茶生産の中心地では緑茶が中心。蓋碗で飲む場合には半分飲んだらお湯を足すという形でしたので、お湯を切らなければならないという感覚が少ないようです。茶海は公道杯(公平杯)と呼ばれ濃度をならす意味で使われます。そうした使い方をしても良いですし、小ぶりの急須に合わせても良いでしょう。スタンダードできれいな造形の茶海です。 ※焼成時の温度や気候により緑の色味や亀裂に個体差があります。 中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。