原酒の比率が明記された新感覚のセパージュ・カルヴァドスです。「アップル50%ペア50%」は、リンゴと洋ナシを50％ずつ使用しています。フレッシュな力強いリンゴの風味が感じられる「アップル100％」に対し、リンゴだけではなく洋ナシをブレンドすることにより、洋ナシの特徴であるみずみずしさが増し、複雑さが増した「アップル50％、ペア50％」。飲み比べもおすすめです。 柔らかく香り高いタイプのカルヴァドスで、フルーティな味わいから徐々に洋ナシの香りが際立ちます。オススメの飲み方は、冷やしてストレートはもちろん、スパークリングワインやソーダ、トニックといった炭酸を加えて、爽快感のあるカクテルとしてもお楽しみいただけます。 “セパージュ”とは、ワインにおけるブドウ品種の割合を指す用語です。アンジュジアール・カルヴァドスは、リンゴと洋梨の比率や品種が判明している稀少な商品のため、「セパージュ・カルヴァドス」と名付けられています。生産者：ドメーヌ・レクロニエ蒸留年：2011年6月熟成：オーク樽で約3年熟成ドメーヌ・レクロニエ18世紀(1726年)から存在し、55ヘクタールからなるドメーヌ、マノール・オブ・ラ・モットはレクロニエ一家によって三世代に渡り耕されてきた美しい農場です。この果樹園には同じ品質のリンゴの木(丘の上)と洋ナシの木(谷)が植えられています。この他には、ノルマンディーではよくあることですが、乳牛の牧畜(その数35頭)やデュラム小麦や牧草、トウモロコシの栽培を行っています。Ange Giarl アンジュジアールカルヴァドスはもともとノルマンディー地方の地酒であり、農民たちが自分たちのために造って飲むものでした。彼らにとって、リンゴは食生活に不可欠なもので、普段の食用として、またジュースやシードルなどの飲み物に加工したり、蒸留してカルヴァドスを造ったりしていました。現在、カルヴァドスのほとんどは専業メーカーが製造していますが、アンジュジアールは、リンゴの圧搾機や年代物の器具を使って農民が造った本物の自家製カルヴァドスを農家から買い付け、ブレンドすることなくそのまま瓶詰を行っています。カルヴァドス本来の素朴な味わいが大きな特徴で、これぞノルマンディーの風土が感じられる農民の酒、カルヴァドスの原点といえます。