■四川唐辛子 さや 朝天唐辛子 チリホール 唐辛子原形 四川 唐辛子 朝天 チリ 唐芥子 蕃椒 トウガラシ 赤唐辛子 ペッパー ペペ chili pepper


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原産国:中国 原材料:唐辛子 形態:袋入り 賞味期限:300日 保存方法:直射日光・高温多湿を避け、冷暗所にて密閉保存下さい。 開封後はどうぞお早めにご使用下さい。 チリ・レッドペパー・とうがらし(唐辛子)・なんばん(南蛮)・辣椒・蕃椒 ナス科の多年生草 原産地:南アメリカ 生産地:インド、メキシコ、中国、アメリカ、ほか世界各国 カプサイシンの量から:パプリカ・レッドペッパー・カイエンペッパー・カイエンペッパーホット・バーズアイ・ハバネロの順で辛くなります。 舌が焼けるような唐辛子は歴史の古いスパイスで、その栽培は1万年前に遡るといわれます。 南アメリカが原産地でコロンブスが西インド諸島のヒスパ二ョラ島で発見し、トマト、とうもろこし、 さつま芋などと共にスペインに持ち帰ったといわれます。 その後唐辛子は辛い料理に欠かせないスパイスとして世界中に広まり、今では厳寒地をのぞく世界中で栽培されています。 世界に伝播する過程でカイエン、チリー、パプリカなどの変種が生まれ、これらを総称してペプシカムペパーと呼びます。 品質や変種を細かく分類することは不可能に近いです。 (メキシコだけでも100種以上あるといわれるほどです) 唐辛子の品種には共通の性質があり 概して熱帯、亜熱帯に生育し、草丈は20cm〜1.8mになります。 スパイスとして使う果実は、どの品種も滑らかでつやのある引き締まった皮をもち、内部空洞に無数の種子を保護していものです。 共通の特徴はこれだけで、形、大きさ、色、辛味の強さは品種によってさまざまです。 大きさは5mmから30cmまで、形は丸いもの、角ばったもの、偏平なもの、長いもの、細いもの、先細りのもの、尻尾のついたもの、肩のばったものなどあります。 色も多種あり、鮮やかな緑の未燕巣が、種類によって赤、黄、薄紫、茶、黒、クリーム色へと熟していきます。 辛味も、比較的穏やかなものから焼けるように辛いものまで数段階に分けられています。 ごく普通には(もちろん例外はある)、小型で細く色が濃いものほど辛味がきつい傾向です。 唐辛子はラテンアメリカ、インドネシア、東南アジア、中国、日本、インド、中東、アフリカ全域で欠くことのできない重要な食材です。 日本への渡来には二つの説があり、ひとつは中国の明朝の時代に朝鮮を経て移入されたとする説。 もう一つは1542年、ポルトガル人によって持ち込まれたとの説があります。 いずれにせよ、日本人が大好きな七味唐辛子もカレーもキムチも、このスパイスなしには作れません。 唐辛子の実自体には香りはほどんどなく、いくぶん甘ずっぱさが感じられる程度です。 しかし食べると、猛烈な辛さを感じます。 この辛味感は、ほかの辛いスパイスと比較して最も刺激的で、この刺激を英語では「ホット」と表現します。 この辛味成分は主にカプサイシンによるもので、この含有量の多少によって辛さが変ります。 また、唐辛子には色素成分であるβ−カロチンも含まれるので、料理を赤く着色する作用もあります。 面白いことに、粉にして使うと粒子か細かいほど辛く感じ、料理の温度も冷たい料理より熱い料理ほど辛く感じる性質があります。 辛味成分のカプサイシンは通常の加熱では熱に強いので、煮込み料理、焼き物料理などに使っても辛さ感は変わりません。 また、唐辛子の粒子が細かければ細かいほど、味覚に刺激を与えるので辛味倍加増します。 したがって、カレー料理などの辛さを調整するときは唐辛子の量だけでなく、原形状で加えるか、微粉末状のものを使うかといった工夫が必要です。 色素成分であるβ−カロチンは油によく溶けるので、油を使った料理に用いると鮮やかな赤い色がつきます。 唐辛子の赤い色調と辛味感を最大限に利用したのが、中国料理の辣油(ラー油)であり、麻婆豆腐の赤い色も唐辛子によるものです。 逆に辛味感を抑制する方法としては、牛乳、アイスクリーム、ヨーグルトなどを食べるとよく、インドのカレー料理にラッシーというヨーグルト飲料が添えられるのもこの理由からだそうです。 熱帯の多くの地方では、ヨーロッパのコショウと同じくらい頻繁に使います。 使用量は多く、使用範囲も広く、産地では辛味料理のほとんどに使い、唐辛子を用いた料理が毎日1〜2品は登場します。 唐辛子はミックス・スパイスの材料として欠くことができないだけでなく、 かけるソースとつけるソースのどちらにも基本材料として使用します。 例えば中国の海鮮醤(ホイシン・ソース)、チュニジアのハリッサ、カリビアのホット・ペッパー・ソース、 ラテンアメリカのサルサ・クルーダなど。ピクルスやチャツネ、インドネシアのサンバルのような強烈な辛さの料理にも使います。 肉や魚などの主菜の風味づけに、単独でもほかのスパイスと混ぜ合わせても用います。 チリ・コン・カーンは唐辛子料理の中では世界で最もよく知られている好例といえます。 ラテンアメリカの多くの肉や卵料理は唐辛子で味つけし、魚介料理にも使うことがあります。 またカリビア料理(トリニダッドのペッパー・ポート・シチューやジャマイカのペッパー・ポート・スープや アメリカ南部のクレオール冰料理にも重要な役割を果しています。 さらにアフリカや中東の多くの地方であらゆるタイプの辛味料理に登場し、インドでは肉料理用のショウガやニンニクのペーストに加えます。 唐辛子を料理に入れる習慣はインドネシアやその他の東南アジアにも見られ、 香辛料を多く使うことで知られる四川料理では炒めもの、辛味ソース、漬物に効果を発揮しています。 粉末の中で最もよく知られているのがカイエンヌ(カイエン)・ペッパーとパプリカで、 この2つは唐辛子の中でも特別の位置にあります。 これらと違ってチリ・ペッパーというのは特に決まった配合のない何種類かの粉末唐辛子を混ぜたものである。 またチリ・パウダーというのは、多くは乾燥品の唐辛子を挽いて、塩、ニンニク、クミン、オレガノ、乾燥ハーブ類を混合したものです。 ホールの唐辛子を漬け込んだチリ・ソースも多種あり、タバスコがその例です。 唐辛子の刺激は消化液の分泌を促し、食欲増進に役立ちます。 医薬としても辛味性健胃薬に使用されています。 また皮膚に塗布すれば、その刺激が局所の血行をよくするので、局所刺激剤として、 また凍傷やリューマチなどの塗布薬として用いられたりするそうです。 唐辛子を煎じた汁は殺菌力をもつといわれ一般にはその効力は微弱ですが、コレラ菌には相当強力で、造抗原性をも破壊するそうです。 世界の中でもインド、熱帯アジア、アフリカなど熱帯地方では唐辛子が広範囲に大衆化しています。 それにはちゃんと科学的な理由があって、激辛料理を食べることにより体温が高められ、同時に発汗作用が促されるため、結果的に周囲の蒸し暑い空気が相対的に涼しく感じられるからだそうです。 また辛味成分の刺激によって唾液や胃液の分泌を促し、食欲の減退を防ぎ、消化を助けるためともされています。 こんなことから、日本でも夏パテ防止やスタミナ強化に役立てています。

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