和紙のもつ温かみや風合いなどの特性を活かした、横書きミニサイズ便箋。「此れから佳くなる」をテーマにした京モノと呼ばれる吉祥柄を、シンプルに丁寧に製作し、封筒はぼんやりと照らす行灯や障子の光のように、すこし絵柄が透けてみえる薄手の和紙封筒をセットしました。例えば記念日に用意したプレゼントの包み紙に、すこしご挨拶を差し込んだり、挨拶のおもたせに同封したり、手づくり菓子の箱の上やお弁当にメッセージを載せたり、職場にて残業で頑張る同僚の机の上に、おやつと言葉を封筒に入れて添え残したり。気軽に言葉を残せるサイズの便箋です。【彩り菊蔓】花蔓の歴史は唐草文から始まります。古代ギリシア神殿などに見られる文様が原型で、メソポタミア、エジプト文明より欧州、中国など各地に拡がり、シルクロードより日本で国風化され、花唐草が生まれました。すぐに成長する処から、途切れぬ御縁と繁栄、長寿を象徴する物として慶ばれます。花蔓に描かれる草花は抽象化された意匠なので、季節を問わず使用することが出来ます。また神仙思想より不老不死、延命長寿、邪気祓いの薬草としてもたらされた菊花は、高貴な花として慶ばれています。 仕様 便箋9枚：8.5×12(cm) 封筒3枚：9×6.5cm 見本セット（便箋封筒各1枚）：1部入 素材：美濃和紙和詩倶楽部　ふたこと箋